僕は仕事柄、出張をすることが多く、行先は日本全国、いろんな場所に出張しています。
そんな時、僕は必ず、会社の同じ部門のみなさんにお土産を買っていきます。
「出張でお土産なんて、買わなくても良いんじゃないの?(そんなに会社のことばかり考えて社畜みたい)」と思われる方も多いかもしれませんが、僕は必ず買います。
今日はその理由を、まとめてみたいと思います。
1.不在時の雑務に関するお礼がしたい
今の日本の仕事の仕組みでは、オフィスに一人が不在になってしまうと、残っているメンバーに、少なからず何らかの負担があります。
分かりやすいのが電話。僕宛にかかってきた電話に一次回答をしてくれていたり、メモを残してくれたり、緊急時にはメールで概要を送ってくれたり。
ホワイトボードの行先をメンテナンスしてくれていたり、訪問者に不在の旨を伝えてくれたり。
細かいことではありますが、確実に他人の時間を使っていますので、それに対する「ありがとう」の気持ちを、お土産に託して伝えています(もちろん言葉でも言ってるよー)。
2.遠くに行って仕事してきたんだよ!というアピール
お土産というのは、もちろん「いつもの場所では買えないもの」です。
それを渡すだけで「こんなに遠くに行ったんだよ!(僕疲れてるよ)」というアピールになります。
もしかしたら、若い女子社員から「こんなに遠くまで行ったんですね。すごいですね!かっこいい!」というコメントをゲットできるかもしれません(!?)。
3.その後の仕事を円滑に進めるため
理由「1」に関連することかもしれませんが、不在時に配慮している姿勢を見せることは、その後の仕事をスムーズにしてくれます。
お土産で利害関係をいったんリセットすることで、頼みごとがしやすくなります。これだけでも、お土産の効果は絶大です。笑
「あいつまた北海道に行きやがって。遊んでるんじゃないのか?」みたいなことを疑う先輩がいても、笑顔でお土産を渡しながら「○○社との打ち合わせ、うまくいきましたよ。」なんて一言添えると、仕事してる感が出せて、完璧です。
4.僕の出張を楽しみにしてくれる
最後。
こんな感じで、僕が出張に行く=何か買ってくる という行動を続けていると、どうやら僕が出張に行くと「今度は何を買ってくるのかな?」という話が不在時に持ち上がるそうです。
出発前にリクエストを戴くこともあります。「鹿児島いくなら”かるかん”買ってきてよ!」とか。(かるかん高いんだよなw)
メンバーが数日不在になる面倒くささを、お土産というものが緩和してくれるだけでなく、「何を買ってきてくれるだろうか」という楽しみを生み出してくれます。まさに、マイナスをプラスに変えてくれる存在です。
まとめ
たいていの会社で、出張時には「出張手当」という日数千円のお金が出ますが、そのお金(≒経費)とは、旅先での雑費だけでなく、出張で残されたメンバーの皆さんにもおすそ分けする経費でもあると考えています。
出張時にお土産を買う。とても良い投資だと思います。
僕の場合は完全に「お土産買ってくる人」が定着してるからもう逃れられないんだけど