私、普段はコールセンターで仕事をしているのですが、
とある連絡メールシステムのサポートの時に、相手の持っている端末がスマートフォンか、ガラケー(いわゆる「携帯電話」)かによって、少し、案内する内容が異なります。
それで・・お客様に「スマホかガラケーか」を問う表現に、なかなか困っていまして・・。
先ほど、一人の若手社員が「お持ちなのはスマートフォンでしょうか?それともガラパゴス携帯電話でしょうか?」と聞いていたので
そろそろ本格的に、マニュアルを作らないとダメだなぁと考えているところ。
頑張って対応した若手社員に全く問題はなく、こういった迷いを無くすように、しっかりと環境を整備しない管理側(要するに私)の問題。
新聞では「スマートフォン」と「従来型携帯電話」
新聞では、いわゆる携帯電話のことを、スマホと区別して「従来型携帯電話」と言っているそうです。
確かに、「ガラパゴス携帯」って、日本独自の進化を遂げた電話機の機能云々を、固有種の多いガラパゴス諸島に例えて揶揄した表現のことなので(別にガラパゴス諸島をバカにしてるわけじゃないよ!)、コールセンターで使う表現としては適切とはいえない。
かといって、基本的な操作が分からなくて電話をかけてくるような一般ユーザーに「従来型携帯電話ですか?」と聞いて正しいリアクションが得られるか?と言われれば、その可能性はあまり期待できない。
結局、最後は会話でしょ
そうなんです。
結局は、会話の中で聞き出すしかないのです。
でも「結局は会話でしょ?」という職人的な対処方法に頼ってしまうと、またこういった事象が起きかねないわけです。
ちゃんと、整備するものはしないとね。
結局、わが社では「従来型の携帯電話」と表現したのち、反応が悪ければ「ガラケーとか言われているもの」「番号キーがついている普通の携帯電話」などの柔軟な表現に展開しよう、というマニュアルになりました。
めでたし、めでたし
・・となるかどうかは、これからかなぁ。