なんだかんだで、いま自分が置かれている環境って、自分の好みとか運とか趣味嗜好あたりを反映した最適解なんじゃないかな、と。
（もちろん、そう思えないぐらい本当に辛い環境ならば、話は別なのだけど。）
思い切って新しい道に進もうとするとき、少し自分の心の内を覗いて、問いかけてみることができるようになってきた（と思う）。
今ある環境には、それなりに「今あるものがそうである理由」が並んでいる。だから、それを自分の望むものに変えようとするならば、当たり前だけど相応の交渉というものが必要になってくる。
現在はそういう「今ある環境を自分に最適化する交渉」のコストよりも、「ならばいっそのこと新しい環境にリセットしてしまえ！」のコストの方が “軽い” と思ってしまうような、様々な誘惑がある。
なぜかって、それを「サービス」として生業にする人たちがいるから。なんならちょっとしたオマケまで付いてくる。
（決して転職サービスを否定する意図はないのですが、それでもちょっと「リセット」を煽りすぎだとは思う。）
柔軟に考える とはそれもまた綺麗な言葉なのだけど、まずは今の環境の最適解が最適解である理由を考えてからでも、チャレンジリセットをするタイミングは、遅くないと思っている。