イベントに人を集めたいときに押さえておきたい5つのポイント

人を集める

最近いたるところで、毎週のようにランニングイベントが開催されていますね。

マラソン大会や駅伝でもないのに「みんなで走ろうぜ!」みたいなイベントって、ほんの10年前では、どちらかというと珍しい部類のイベントだったと思うのですが、最近ではけっこう、当たり前のことになってきています。

それでも、多くの人が集まっているわけですから、お金を戴いてランニングを教えたり、楽しい時間を提供することが、他のスポーツと同様に、メジャーになってきているとも言えます。

特に首都圏での小さなマラソン大会の乱立ぶりと言ったらもう・・

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そんなに簡単に人が集まるの?

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これだけ多くのイベントが盛況になっていると、ついつい思ってしまうことがあります。

「今の時代なら、ランニングイベントさえ開催すれば人が沢山来てくれるのでは??」

しかし、こういった考えは幻想です。

それだけ沢山の人が「時間とお金をかけて参加しようと思う」には必ず理由がありますし、その理由に焦点を当てずして、人は集まりません。

今日はそんな「人がなぜ、お金と時間をかけてイベントに参加しようと思うのか?」という視点で、イベントへの人の集め方を考えてみたいと思います。

1.主催者に対する安心感

以前、荒川マラソン中止という衝撃的なニュースがありました。

このイベントを主催していたのは「黎明」という任意団体(上記事ではNPO法人と書いていましたが、法人格は取得していないようです)。

開催実績が少なく、ちょっと調べれば「住所がバーチャルオフィスだ」などの穴も多数出てくるような、安心できない主催者でした。

いちイベントの主催者ですから、いきなり常連団体のような安心感を与えることは不可能ですが、「多くの人に信頼されていない」ことを前提に、過去開催分の雰囲気を写真で見せたり、参加者の声を掲載したり・・・という努力が、信頼を積み上げることにつながるでしょう。

2.主催者そのものの魅力

先述の話と少し似ていますが、二つ目は「魅力」について。

簡単に言うと「金哲彦さんが主催なら行ってみたい!」みたいなやつですね。

あの人に会える!
この人ならではのイベント特典がある!

そんな魅力があると、参加者のハードルはグッと下がります。

3.目的は何か?その目的はしっかり伝わっているか?

参加者が、イベントに参加するということは、言い換えれば

主催者の提示する開催目的に賛同している

ということです。

目的もなしに「ただ走ろうぜ!」ではなく、せめて「同じ世代の仲間と親睦を深めよう」ぐらいのことが言えないと、人を集めるのは厳しいでしょう。

4.リスク意識と回避策

人は、知らないものに遭遇するときには無意識に、そのリスクが目につきます。

しかし、目についたリスクを「回避する策」がしっかりと示されていれば、参加を決めやすくなります。

リスク:イベントの参加費が高い(その後の生活に支障が出るかも・・)
回避策:分割払い可能!

リスク:走る距離が長いから、付いていけないかも・・
回避策:万が一遅れてもスタッフが責任を持ってサポートします!

などなど、想定されるリスクにちゃんと対応しますよ!という姿勢が示されていると、参加のハードルはグッと下がります。

そして・・・一番大事なこと。

5.自分が参加者だったら「このイベントに参加したい」と思うだろうか?

結局はコレに尽きると思います。

情報はじゅうぶんに行き渡っているか?イベントの魅力は伝わっているか?準備不足が露呈していないか?他のイベントと何が違うのか?

参加者の目線に立って、魅力的なイベントを作りましょう!

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