10月末 しまだ大井川マラソン(2:51) →大会情報
11月末 つくばマラソン(2:47) →関連記事(Citymarathon.jp)
12月末 防府読売マラソン(3:05) →大会情報
と、3本のフルマラソンを走って、いよいよ疲れが抜けなくなってきました。。
こんな時の、私の考え方とトレーニング備忘録。
1.疲労が抜けるには、ある程度時間がかかることを理解する
基本中の基本です。どちらかというと、みんな分かっているんだけど、なかなか出来ないこと。私も含め。
でも、走り続けてきた身体には、肉体的にも精神的にも、疲労が蓄積しています。
治療・マッサージ・栄養補給等々で、疲労抜きを早めることは、可能かもしれませんが、そもそも一週間や二週間で抜ける話ではないことを、理解した方が、気が楽になります。
1ヶ月は、スイッチOFF(完全に走らないというわけではなく、気持ちの面で)しても良いぐらいです。
2.良い動きを作ることが、疲労抜きに繋がる
記録を追い求める時、人は時に力みを持ってしまい、走りが崩れてしまいます。
私のように、最後のレースを撃沈で終えてしまったときは、その「悪い動き」を体が覚えてしまっています。
ここは、悪い動きのリセットが重要です。
せっかくの「脚休め」ですので、例えば、走行中に脚を痙攣してしまうようなら、体幹の筋力不足の可能性を考えて体幹強化をしたり、動的ストレッチのエクササイズをすることも、大切です。
「良い動き」をというのは、簡単に言うと「人間の筋肉に対する素直な動き」です。
ねじれのない、バランスの良い動きです。
良い動きが出来るということは、それだけ身体への負荷が軽減されるということです。
次のトレーニングに向けて、動きを改善するチャンスと捉え、走ること以外のトレーニングに目を向けるチャンスだと考えています。
3.積極的休養で、血行促進とコンディション把握
身体にダメージがあるときには、休養はもちろん必要ですが、現代人の生活では、休んでばかりいると、悪影響も大きくなってしまいます。
代表的なところでは血行不良。普段動き続けている人が、あまり動かなくなると血行が悪くなり、疲れが抜けにくくなってしまいます。
そのほかにも、姿勢が悪くなる、生活リズムが狂うなど、休養のしすぎによる悪影響は様々。
そんな時は、疲労がたまらない程度に、多少身体を動かすこと(積極的休養)が重要です。
また、人間の身体は、良い動きで弱い負荷をかけることで、血液循環が改善されます。
そして、多少動くことで今の脚の状態や、調子の良し悪しを測ることができます。
4.疲労が抜けるまで、レースは諦める
なによりも、重要なことは「疲労が抜けたかどうか?」を自分で判断できるくらいに、身体との対話を続けることです。
- 違和感は残っていないか?
- 反応の悪い筋肉は無いか?
- JOGなのに、無理をしている箇所はないか?
- 距離を追うごとに、疲労が抜けていく感覚はあるか?
対話を続け、「もう大丈夫!」と思ったときが、次のレースへのスタートです。
身体が「まだダメだよ!」のサインを出しているのに、次のレースに向かってしまうことが、一番危険です。
身体との対話を持ち、しっかりと疲労が抜けたことを確認できたら、次のレースに向かう。
これが私の、レース後の考え方です。
おかげで、2015年は故障することなく、一年を過ごすことが出来ました。
自己新は・・出ませんでしたが^^;