こんにちは。zaki(@zaki84920)です。
日本選手権の大迫君のラストスパートを見ていて、僕にもあんなスピードが欲しいなぁと思った反面、
自分なんかよりも何倍も努力してあのスピードを獲得した人に対して「僕も欲しいなー」みたいな戯言を吐いてしまった自分をグーで殴りたい。
#日本選手権
男子10000m決勝
大迫傑選手(ORPJT)
日本選手権2連覇!!花束は娘ちゃんに投げられました!!かっこいい!! pic.twitter.com/YGmNwTPYGW— ゆき (@yu6812) 2017年6月23日
ただ少なくとも、大迫君の走りを見て、彼のスピードは筋力的な爆発力ではなくて「動きの良さ」で発揮されるスピードであることは、よく分かりました。僕もそんなアプローチをしていきたいです。
一度付けたスピードは身体が覚えている!?
よく、市民ランナーの間で語られることなのですが
「一度付けたスピードは、身体が覚えているから、そこまで戻すのは簡単。だけど、スピードを更に強化するのって、本当に難しい。年齢が上がっていくと特に。」
スピードを作る要素には主に
- 大きな動きに耐えられる筋力
- 筋肉の収縮スピードを上げるための神経系
- 全体としての良い動き
といった分解ができると思いますが、神経系や動きの部分というのは、走るのを休んだからといって急に衰えるものではない(科学的な根拠は知りません、感覚的に)ですし、”身体が覚えている”という感覚は良く分かります。
逆に、筋力的なものは年齢や休養とともに大きく変化しますので、戻すのに時間がかかったり、神経や動きが先行してしまって故障をすることも多々あるように感じます。
「身体が覚えているから」すぐに走れるというものではなく、低下してしまった筋力とのバランスを考えて走らないと、痛い目に逢うというのが、定説です。
逆に考えれば、スピードを作る要素のうち「神経系」や「良い動き」が占める割合って結構大きいですから、それを鍛えていくのは本当に難しい。
スピード練習を繰り返していけば達成できるものでもないし、体幹の強化だけでなく使い方や姿勢そのものなど、いろんなチャレンジをして鍛えていくものだと思っています。
特に成長期を越えてしまった大人であれば尚更。。何もしなければ落ちていく一方ですからね。
僕は間もなく33歳になりますが、
年甲斐もなく(?)これから3000mのレースに出てきます。
突貫工事で9分台を狙えるくらいまで戻してきましたので、条件さえ整えば9分台は出るかもしれませんが、
この先の自己記録(9:35)を目指すのは、大変だろうなぁ・・と思ってしまう軟弱発想な大人になってしまいました。
最後は「必ずやってやる!」という、精神面の強さも、スピード強化には大切な要素なのかもしれません。
おしまい。