11月22日のつくばマラソンで、「3分45がラク!」という今までに無い感覚を味わいましたが、
そのターニングポイントになったのは、10日前のこの練習だったと思います。
”フルマラソンの感じで” ペース走12,000m
設定:特に無し/フルマラソンを走っている感覚で。時計を見るのは途中、5000m、10,000mの2回だけ。
結果:3.51 -3.55 -3.54 -3.50 -3.49 -3.51 -3.49 -3.50 -3.52 -3.50 -3.52 -3.53
大事なのは「このペースでフルマラソンいけるか?」という自問自答
走っている最中、時計を確認できる場面が限られているので、周回を数えることはもちろん大事ですが、
もう一つ大切なことがあります。
それは見出しにもあるとおり、「このペースでマラソンを走れるか?」という自分との会話。
つくばマラソンでは、5kmまで時計を見ずに感覚で走り、そのペースを維持する作戦で走ると決めていたので、
この日はそのシミュレーションでした。
結果、5kmは19分20秒前後での通過となり、
感覚とタイムを繋げるような、良いレースイメージを作ることができました。
ペースよりも感覚が大事!
この練習は感覚を大切にしています。
フルマラソンいけそうなペースで走ってみて、結果的に20分を超えたなら、それは調子が悪いということ。
それなら、レースまで10日間あるので、疲労を抜くとか、しっかり睡眠を取る等、対策を考えれば良いわけです。
ここで、無理にペースを合わせてしまうと、見た目は良いタイムが出るかもしれませんが、
「なんとか走れた」=「成功」と勘違いしてしまい、
身体が発しているシグナルに気が付くことなく、本番を迎えるリスクがあります。
最後の二週間は「イメージを作る」トレーニングを!
狙うレースまで二週間を切ったら、いくら頑張っても走力を上げることはできません。
走力を上げることは出来ませんが、負荷をかけない範囲であれば、
レースに大切な要素を積み上げることは可能です。
そのうちのひとつが、
レースでのエネルギー配分を見誤らないこと、
つまり、如何に調子を正確に把握してレースプランを組み立てるか、
という部分だと思っています。