3月7日の日記で、「練習日誌」といいつつ3月8日の予定まで書いてしまった、いわゆる”フライング”がありましたが、
一応宣言してしまったので昨日はその通りのトレーニングを実施。
90分ジョグ、目的はマラソン一週間前なので疲労抜き・・・だったんですが、なかなか上手に走れません。
疲労抜きジョグは『良い動きで、ゆっくり走る』ことが大切
言葉にするのは簡単ですが、これが中々難しい。だって、いい動きをする=スピードが出やすい走り ということなので。
特に昨日は、良い動きをすべく、腹筋やお尻を意識した走り方で、スムーズな体重移動をイメージしていましたが、気がつくとペースは予定(6分~7分/k)より速くなり、キロ5分~5分半ぐらいを推移している・・・
おかげで、60分経過時には、随分と疲れてペースダウンしてしまいました。
良い動きだったら、スピード出しても疲れない?
元々、私もそう思ってました。でも、経験則ですが、良い動きだからといって、疲れにくくなるわけでも無いように感じます。
理論的には、もちろん、良い動きに改善されれば、効率よく、疲れを感じずに走れるはずです。
でもその「良い動き」って、今まで使ってこなかった筋肉なども動員されるんですよね。
新しい動きは、いくら効率が良くても、ある程度疲れます。良い動きによる効率化と、新しい動きによる新しい疲れの、相殺という感じと捉えています。
「フォームを意識したら、すぐにタイムが縮まった!」なんていう体験談を時々聞きますが、それは私個人の意見としては、単に、今までフォームが固まっていなかっただけなのではないかと、最近思うのです。(もちろん、余計な力みが無くなる等の事例はあると思いますが・・・)
人間の走りは、元の筋力バランスに応じた走りになり、その走りを元に筋力が鍛えられていき、走りこめば走りこむほど、そのバランスは固定化されていきます。
新しい走りも、その走りでトレーニングを続けることで、自分のモノにして初めて、”効率の良い走り”になるんだと、実感したジョギングでした。
ポイントは、力を入れるところ、抜くところのバランス。そして、出来る限りの無意識。
頭では理解できる話なのですが・・・なかなか、うまくいきません。
3/8 90分JOG 16km