東京・柴又100k(ひゃっけー)の60kmの部<結果>

東京柴又100k2015

お久しぶりです。

私事ですが、先週6月7日(土)に、東京・柴又100kに参加してきました。

種目は60km。大会名が「東京・柴又100k」なので、少々分かりにくいですが、100k(ヒャッケー)という大会の「60kmの部」です。汗

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結果:4時間38分36秒

順位は総合12位だそうです。

この大会はネットタイムが公式記録という、今のところ少数派のルールを採用している大会。スタート位置もあまり気にせず、Aブロックの後方からスタートしました。

変換 ~ IMG_0539

30kmまでは無理しない

意識はとにかく「30kmまではウォームアップとして、無理をしないこと!」を強く、意識しました。

実は昨年も同じ大会(60kmの部)に参加していて、昨年はスタート時の気温が33度と灼熱地獄の中、キロ4分15~20くらいのペースで飛ばして、後半はキロ8分の大撃沈を起してしまった苦い記憶があります。

今年は、昨年より練習も積めているし、気温も低い(25度)し、ゆっくりなペースで行けばちゃんと最後まで維持できる!という自信がありました(痙攣癖があるので、それだけはすごく心配でしたが・・・)。

心を鬼にして、他者を風除けに使う

前半は向かい風でした。

そりゃぁ、誰だって風を受けて走るのは嫌だろうし、ずっと後ろを走っていると「たまには引っ張らないと申し訳ないかな・・」なんて思ってしまうのですが、いま最も大切なことは、後半に向けて力を温存すること。

これは相手との勝負ではなく、自分との勝負。今横に居るランナーに気を遣うことと、自分が良い記録を出すことのどちらが大切か?と問いかけたら、私は後者を優先しました(7039番さんゴメンナサイ・・)。

35kmから脚がピクピク・・・そして51kmで痙攣

私は長いこと、トラックレースばかりやっていたので、まだまだ距離耐性がありません。

とはいえ、2014年から通算して6本、フルマラソンを走ってきましたので、段々と脚が出来ている実感があります。

初マラソンでは、25kmで痙攣していた脚も、最近では40kmぐらいまでは痙攣無しで行けるようになりました。

代わりと言っては変ですが、最近では痙攣の手前で脚が「ピクッ!」「ピクッ!」とするようになりました。その感覚を味わうと、だいたい痙攣まで10km前後のサインです。笑

今回は、かなり耐えてくれました。ピクピクしてから16km持ちこたえました。これは新記録です。痙攣するまでの51kmという距離も、新記録です。

段々と、長い距離に脚が耐えられるようになっているのが分かります。もちろん、走るだけではない、総合的なトレーニングの成果だと思っていますが。

そしてFinish。完走メダルは、いつもの「100k」メダル。

痙攣が始まった51kmからは時々ストレッチしながら、なんとかやり過ごしていたものの、段々と本格的に攣り始めて、最後の2kmはもうストレッチしても痙攣が治らなくなりました。

もう治らないと分かっていると、気楽なもので、「もうこのまま行っちゃえ!」という感じになります。

ペースダウンしながらも、なんとかキロ5分以内を維持しつつ、フィニッシュ。

東京柴又2015完走メダル

今年の完走メダルは、扇子の形をした面白いメダル。そして、毎年の評判どおり、60kmの部であることが一切分からない「100k」と書かれたメダル(裏面にも60kmの文字は無し)。

今年も口コミが荒れそうな予感!?ですが、個人的にはあんまり気になりません。そんな、人に見せるものでもないですし。

痙攣の中で、一つ、新しい発見。

新しい発見としては、足が攣ると、どうしても攣った脚をかばうようなフォームになってしまうのですが、意識的に「力みの無い自然な、いつも通りの走り」を心がけると、少しだけ、痙攣が和らぐ瞬間を何度か経験しました。

もしかしたら、直前の「ピクピク」を感じる中で、無意識のうちに走り方が不自然になってしまっていたのかもしれません。どんなタイミングでも、力みの無い自然な走りをすることが、次の課題かもしれません。

まとめ

今回の柴又60kmは、昨年マークした5時間22分を大幅に更新する記録でしたが、これはほとんど、気象条件のおかげでしょう。

それを裏付けるように、順位としては昨年の13位と一つしか変わらず、12位という結果に終わりました。

昨年は、6位まで入賞で、前半は入賞争いをしていただけに、へんな意識をして走っていたような気がしますが、今年は幸か不幸か、入賞ラインが3位までに上がり、変に順位を気にせずに済んだことも、好都合だったような気がします。

どんなレースでも、他人の調子や走力はコントロールできませんので、自分のベストを尽くすことに集中して、レースに臨まなければ!と、再確認できたレースでした。

東京柴又100k表彰式

写真は、上位入賞者の皆様(一番右の柳沼さんが1位)。気象条件も手伝ってか、3位が4時間12分台(ほぼ大会記録)というハイレベルなレースでした。

ちなみに、昨年まで猛暑のレースを二連覇していた”絶対王者”東田選手は、今回はエントリーされていなかったそうです。

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