雇用に関する企業の問題を社会問題化することで、その問題はより拡大し悪化していくのだよ

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また一つ、拡散されているエントリーがありますね。

「転勤強制」に関する駒崎氏の記事。

要約すると、
従業員に対して転勤を強制※する会社があって、
それが原因で結婚とか出産とか介護とかが難しくなる現状。
「なんでそんなことになっちゃうの?」っていう問題点を、
企業文化とか法律とかいう観点で説明してくれているわけです。
(※本当は強制でも何でもないんだけどね・・という理由は、この記事を読めば分かるはず)

企業による従業員の搾取についての議論は、飽きるほど繰り返されていますが、ざっくり流れをまとめると

企業による労働環境の悪化が叫ばれる

政府による法整備の必要性が議論される

経済界との癒着だか何だかで対応が遅れ、
政府や社会全体が批判の的となる

と、だいたいこんな感じ・・なんですよね。

でもね・・

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いやいや、そもそも問題を起こしてるのは企業でしょ

ここで言う「問題」とは、従業員の強い不満のことです。

労働環境の悪化は、あくまでその企業が、経営者の責任で、単独で引き起こした問題のはず。それを社会の問題としてしまうことで、多くの人はこの問題は「社会全体の問題・政府の問題」などと解釈する。

そして、いつしか「その企業単体の責任論」は遠く彼方へ消え去ってしまう・・

それ、企業の思うツボだよ!!

労働環境の悪化がこれだけ叫ばれている中で、
いまだにそういう文化や制度のまま雇用を続けている経営者は、
そもそも従業員満足度とか考えてないよ!

そういう種類の経営者は、
いくら法整備で条件が厳しくなったとしても
「厳しくなったルールの中でいかに搾取を続けるか」
って考えるだけだよ!

それを「日本の悪い文化」「対応しない政府が悪い」「財界のトップが云々」とか批判しちゃったら・・それを読んでる個人は

「この会社が悪いわけじゃないんだな・・どこに行っても同じならこの会社で頑張るか・・」

って思うでしょうに。

その発想が非常にもったいない発想だということに気が付きもせず。

「企業が従業員を搾取するのは、日本社会全体の問題だ!」
と、声高に叫ぶことが、
皮肉なことに「会社を辞めること」を選択肢から外してしまっているのです。

少し僕の話をすると、

新卒で入社して12年。この時代に大学も出てない自分を、先輩に無駄に反抗してばかりの子供みたいな僕を、大切に丁寧に育ててくれた今の会社(≒社長)には、本当に感謝しています。

マラソンを続けたいと思う僕の気持ちを理解してくれて、水曜日は定時で帰れるし、会社のメンバーで駅伝に出れば少し補助してくれるし、何より僕の記録向上を喜び、応援してくれる。

何よりも、仕事の成果をしっかり見て、ちゃんと給料や役職を上げてくれる。

だからこそ、僕は今の社長が何かミスって会社が傾くなら、最後の最後まで添い遂げようと思ってるし、会社の利益がピンチなら深夜まででも頑張りたいと、心の底から思っています。

それは社畜云々ではなく、僕が会社に対して心の底から満足しているから。僕への愛と、僕からの愛、双方向の愛を感じているから。

何が言いたいかと言うと、

今の会社に不満があるなら、
積極的に外に飛び出してみようよ!

ニュースに出てくるような悪い会社ばかりじゃなくて、
良い会社たくさんあるよ!

あなたにはあなたの個性があって、
その個性を認めてくれて、
生かすことができる会社きっとあるよ!

「奥さんや子どものことは最優先にしろ!」って
言ってくれる社長さん沢山いるよ!

簡単にあきらめたりせずに、
明るい未来のために全力で探そうよ!

従業員を使い倒そうなどと考えている経営者が居るなら、

そんな人の元は、一日も早く離れよう!

みんながそう考えれば、政府がー!財界がー!とか関係ないよ!従業員の満足度を考えない会社が自然と淘汰されるようなムーブメントを作ろうよ!そのムーブメントを作るのは、一人一人の強い意志だよ!「自分の人生はコレなんだ!」っていう意志だよ!!

・・

ちょっと熱くなりすぎましたけど、

いわゆる”社畜”などと呼ばれてしまっている誰かにとって、

少しでも前に進めるきっかけになっていれば、

これ以上嬉しいことはありません。

踏み出そう!前へ!!!

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