「使わなければ能力は低下する」という至極単純な話

パソコン PC 困った

WEB上に、自分の文章を発信することから2ヶ月間も遠ざかっていましたので、

今はとにかく、文章力の低下を痛感しています。

もちろん、本業でも提案書・依頼メールなど、毎日のように多くの文章を書いてきましたが、記事の文章はまた種類の違うものです。

仕事で書く文章は、明確に相手が居ることがほとんどです。誰(部門)のためのメッセージか?誰をどのように動かしたいのか?を具体的にイメージし、その方向性に沿って、文章を構成します。

しかしWEBの記事では、その「対象」が不明瞭です。

もちろん、

「友人ランナーのAさんが読んだらどう感じるかな?」

「あの経営者が読んだらどう感じるかな?」

などのように、何となく対象をイメージして記事を書くことはしています。

しかし、仕事のように「特定の人」ではなく、記事(今回でいうとブログ)の場合は「思い当たる人全て」が対象です。

「あの人ならこの表現で分かるかもしれないけど、この人には分からないかも?」

「あの人には分かりやすい表現かもしれないけど、この人には冗長的かも?」

そんな迷いが時々、筆を止めてしまいます。

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能力は、使わなければ衰えていくだけ

そんな僕も、つい数ヶ月前までは、そういった迷いに何らかの答えを出し、すらすらと文章を書いていたはずです。

でも、いくら過去の文章を読んでも、その課題をどのように解決していたのか、思い出すことすら出来ません。

もう少し、時間がかかるでしょう。

それだけではありません。

31歳になった今、一人のランナーとしても、とっくの昔に「何もしなければ衰えるだけ」の年齢になっています。

走り込みが不足すれば、スタミナは減っていき、

筋力トレーニングを怠れば、筋力は落ちていきます。

もちろん、効率的な代替手段を探すことも可能ですが、なんらかの形で衰えをカバーし、向上させるような働きかけをしない限り、人間の(だけではなく動物全ての)能力は、確実に衰えていきます。

これは、動物が飢餓の歴史の中で「使わない能力は出来るだけ削り落とす」ことを覚えてしまった、いわば宿命だと僕は思っています。

始めてしまえば意外と続けられる

今、こうして久しぶりに文章を書いてみて、行を追うごとに、筆(キーボード?)がスムーズになっていく感覚があります。

まだまだ全盛期には遠く及びませんが、少しずつ数ヶ月間のブランクが埋まってきているような気がします。

少しずつ、前に進んでいこう(と、自分に言い聞かせてみる)。

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