ネットを徘徊していると(笑)よく見かけますよね。
「簡単な作業だけで、100万円稼げます!今すぐ登録!!!!」みたいな。
いやぁ、さすがにそんなに美味しい話はないでしょ・・と思いながらも、やっぱり気になる。そんなに簡単に100万円が手に入るなら・・・やってみようかな・・・なーんて。
そんな誘惑に負けてしまいそうだった(わけでもないけど)筆者が、誘惑に負けてしまうそうな読者の皆様に贈る(偉そうにww)、理論上そんなことあり得ないと思う理由を説明します。
美味しい話なんてない!と思う「4つの理由」
理由1:ライバルが多すぎる
「簡単にできる」ってことは、誰にでも出来るんですよね。もし本当に、その方法で簡単に100万円稼げるなら、おそらく1か月もすれば、周りは同業ライバルだらけになるでしょう。
理由2:そのお金、どこから出てくるの?
お金は自動的に発生しません。100万円が手に入るということは、そのお金を誰かが払ってくれるのです。どんな人が払うんでしょうか?
この手の収入源は大きく分けて2つ。一つは広告収入、もう一つは情報商材の売り上げです。
広告収入の場合:「簡単な作業」で構築できる仕組みに、わざわざ広告料を払うなら、広告主はその仕組みと同じものを「簡単に構築する」ことで、外注費を削減するのが普通でしょう。
情報商材の場合:これは理由1と同じですが、そんなに簡単にできるものに100万円の値段が付くなら、おそらく1か月もすれば同じものがそこらじゅうに出回り、需要と供給のバランスが崩れ、値段は維持できないでしょう。
理由3:その「簡単な作業」を紹介してくれる人
「簡単な作業」をあっせんする人の身になってみれば分かること。普通、そんな美味しい話、赤の他人に教えません。教えてる暇があったら、自分でせっせとやりますよ。笑
自分でせっせと「簡単な作業」をせずに、赤の他人にやらせるということは、「簡単ではない」か、「何かリスクがある(危険・犯罪等)」か、「あんまり儲からない」か、そのあたりでしょう。
初期投資と称して、何らかのお金を要求されることは、何となく想像がつきます(知らんけどww)。
理由4:上記3つをクリアしていても、100万円には届かない理由
最後は、マラソンでいう「この練習メニューでマラソン3時間が切れる!」みたいなキャッチフレーズにも共通することなのですが、「100万円」という数字を出されて、「僕にも100万円が手に入る!?」と思ってしまうのは安易です。
その「簡単な作業」をすることで、最も稼げた金額が「100万円」だったから、そのように宣伝しているのです。もし、その「簡単な作業のプロフェッショナル」的な人がいて、200万円稼いだ実績があれば、おそらく「200万円稼げる!」と広告するでしょう。
ここでいう「100万円」というのは、過去の幾多のチャレンジャーが出した実績の中で、最も優れた結果であるはずです(まぁ、それを超えてやろうというチャレンジ精神があるなら、止めはしませんが・・・)。
美味しい話に乗せられる前に、お金の流れを理解し、冷静な判断をしたいものです。
おしまい。