会社員の僕が言うんだから、間違いありません(笑)
会社の言いなり(俗にいう社畜)になれと言っているわけではありません。
会社員なんだから、会社員としてプロを目指したいですね、という話。
会社員に与えられた時間は「8時間」
労基法上、多くの場合、僕たち会社員に与えられた時間は1日8時間です。
「8時間」は会社から、働くことを許されている貴重な時間。この8時間で結果を出さなければならないのです。
そもそも、1日8時間を越えて働いても、高度な集中力を発揮できる人って、珍しいと思います。
海外を含めて多くの会社の定時間が6~8時間程度に設定されているのには理由があると思うし、感覚的にも1日8時間、一生懸命仕事をすると結構疲れます。そこからさらに同じように2時間3時間頑張れ!・・って、ちょっと厳しいような気がする。
統計がないので主観なのですが、残業しんどいわーと言ってる人に限って仕事は遅いし、定時にスパッと替える人の仕事って早くてレベルが高いです。
それなのに法律上、8時間を越える仕事をする場合、経営者はその非効率な労働のために、わざわざ「割増賃金」を支払わなくてはならないのです。
残業代なんてムダ!!(経営者目線)
そういう意味で、
8時間を越えて支払われる割増料金なんて、経営者から見たらムダ以外の何物でもありません。
8時間の中で、最大限の結果をフィードバックすることが経営目線での「優秀な社員」であるため、
経営者はそういう社員に多くの報酬を与え、自分のところに留めておこうとする。
それが労働者と経営者の需給関係です。
だから、会社員は定時内に結果を出すべきです。本気で。
海外を含め、多くの会社が6~8時間の定時を設定しているのには、こういった理由もあるんだと思います(これも主観ですが)。
会社員=経営者のやりたいことの駒(歯車)となる人
この原則を分かっていない方が、思った以上に多いんですよね。
会社員は、あくまで経営者が達成したいことの達成のための歯車であり、駒なのです。
「いやいや、自分は今の会社で自分のやりたいことをやっている!」という方は、経営者の価値観とご自身の価値観が一致するという一種の幸福です。
あくまでも、会社員は組織のために力を尽くす歯車なのです。
もちろん、歯車なりにエンジンっぽい仕事をさせてもらえることは、能力により多々ありますが、あくまで社員は歯車。文句があるなら歯車なりの反論を試みて、それでもダメなら出て行けば良い。ただそれだけの話。
「こんな会社いやだぁ~」とか言いながら出て行くこともせず、直接経営層とのコミュニケーションを試みることもしない人間は、他で拾ってもらえない程度の能力であるか、心のどこかでその会社に居場所を見つけているか、のいずれかであると僕は思う。
でも、会社は自分の人生の駒(歯車)でもある
とはいえ、世の中の主人公は経営者だけではありません。自分の人生の主人公は自分です。
僕にだって、あなたにだって、所属する組織を選ぶ権利はあります。
もちろん気に入らなければ出て行く権利だってあるんです。
条件に不満があるのなら「俺は出て行く!」という武器を振りかざし、経営者から全力で引き留められる”人財”になれば良いのです。
自分の人生の目標を叶えるには、どんな組織で働くべきか?自分の人生の一ページとしての組織の価値を考えることができれば、組織と自分のWIN-WINができあがるのではないでしょうか。
自分の人生の主人公は、自分だ!
だからこそ会社員は、組織の中で最大の結果を発揮する駒の役割を全うしよう。