先日「最速ビジネスマンランナー」こと松本翔さんより、新しい書籍をいただきました。
「走り」の偏差値を上げる マラソン上達ノート
以前の書籍「東大式マラソンメソッド」に続く、松本翔さんの書籍第二弾。
この本ね、何がすごいかって・・・
抜群に読みやすい!
本を開き、各ページをパラパラとめくっていくと分かります。
ほぼすべてのページが、左側に説明文、右側に解説図(又はイラスト)という構成になっています。
人間が物事を理解していくプロセスが大きく分けて二種類
- 段階的な説明を聞き、少しずつ理解を深めていくタイプ
- パッと全体像を見て、大枠を理解してから深堀していくタイプ
に分かれるのですが、この本の構成はそれら両タイプどちらにも理解を深めやすい構成になっているんです。
とにかくシンプル!少ない文字で簡潔な文章
私の勝手な偏見ですが、東京大学を出られている方々は、言語を取り扱う能力が非常に高いと日々感じています(かなりの偏見ですね。すみません。でも経験的に間違ってないです)。
それは文章の文法や分かりやすさだけではなく、長い文章全体でご本人が何を言おうとしているのか、その論理展開がとても分かりやすいものが多いのです。
松本さんも例に漏れず、すごく分かりやすい日本語を書く方の一人なのですが、この書籍はその文章力に加えて、ブロックごとに「全体像を掴むためのイラスト」を混ぜてきた。もうね、これやられると最強なわけですよ。
書籍ですから、ある程度の編集が入っているとはいえ、各ブロックごとの起承転結の完成度が高く、話がすんなり入ってきます。
カラフルにして誤魔化そうとしない、シンプルな色使いも良いですね。
さっきから一度も中身に触れていませんね
具体的なノウハウは本書に譲るとして(当たり前か)、松本さんの考え方の特徴は「調整力」「柔軟性」そして「やりすぎない」といった点がベースです。
詳細なトレーニングメニューなども掲載されてはいますが、基本的には「そういう周りからの情報をもとに、各自がどのように考えるべきか?」を提示してくれています。
また、他の書籍のような「~~しないとダメ」みたいな表現ではなく、「~~することが大切」のような、前向きな表現が多用されているのも良いです(個人的にはココが一番好き)。
他人のまねごとではなく、自分で考えてチャレンジしたい市民ランナーには、ぴったりの一冊です。
ご購入はこちらから!!笑