今日は、2021年8月の日記『平和が崩れると人間関係が崩れる?』の続編を書いてみました。
平和なうちは人間関係の本質(特に悪い方)が隠れてしまっているので、感染症騒ぎのような恐怖(に見えるようなもの)が訪れると、途端に本性が現れて人間関係が崩れてしまいますね、という話をしました。
一方で、この話には逆のパターンもありそうだな、と思いまして。
危機が訪れている間には結束が保たれているのだけれど、その危機が終わって平和が戻った瞬間に、それまでの結束が崩れ去ってしまうという話。
思い当たる経験をお持ちの方も多いと思いますが、これには2つの理由があります。
①危機=共通の敵 に立ち向かっているから。共通の敵は仲間意識を強めることは心理学でも証明されています。
②危機が過ぎると暇になるから。人間、暇になると他人のあら探しを始めたり、評価を気にして余計な行動を取ったりするようになります。
ないものねだり とは良い表現で、平和なときに繋がった人間関係は危機が訪れると崩れ去り、危機の中でつながった人間関係は平和が訪れると崩れ去ってしまう。人間とは悲しいものです。
そんな変化の中でも、変わらずに自分に構ってくれる人がいるならば、それが人生の宝物なんだと思います。