昨日、何気なくTVを見ていたら、クイズバラエティ「Qさま!」(テレビ朝日)が放映されていました。
ルールを簡単に説明すると、10人が列になっていて、クイズに正解すると順位が2つ~3つ上がり、最後に一番上に居た人が優勝!というものなのですが、
ステージに数回、「下克上チャンス」というものがあります。
これが、ものすごく理不尽な気がするのですが。。。
下克上チャンス
まず、1~3位の誰かが、「標的」になります。標的は、司会者「さまぁ~ず」のクジ引きによって決められます。
下克上チャンスのクイズには、選ばれた「標的」の人と、8~10位の人が参加します。
8~10位の人が正解すると、「標的」の順位にジャンプアップし、「標的」の人は、正解した人の順位に都落ちしてしまう、という恐ろしいもの。
下克上チャンス「2つの理不尽」
まず、1位~3位の条件が同じであること。
せっかく1位になっても、同じ確率でクジが引かれてしまいます。当たってしまえば、3対1の厳しい争いに勝たなくてはならず、不正解なら一気に、下位へ転落です。
もう一つは、上位の人が正解しても、順位が上がらないこと。
通常の問題であれば、2位や3位の人が正解すれば、トップに上がることができます。でも、下克上チャンスの問題では、正解しても「下がらなくて済む」だけで、順位は上がりません。
大きなリスクだけを背負う代わりに、正解した時のリターンはゼロなのです。なんて理不尽なww
「下克上チャンス」は、「下克上」のためだけの制度
番組のルールなんていうものはあくまでバラエティなので、放送作家が考えること!と割り切れば良いのですが、やっぱり見ていて気持ちが良くない。
下位に甘んじている人だけに大きなチャンスがあり、上位の人にはリスクしかない。
とはいえ、そういうルールで出来ている番組なので、限りなく4位に近い位置で戦いを進める・・など、ルールにあわせた戦い方が必要なのは、どんなゲームでも同じことですね。
いつか、新しいルールが出来る日が来るかな?
なんか、1位が一番狭くて、3位が一番広いルーレットみたいなので決めれば、まだマシかも??