僕はこうして、日々考えていることを文字に書き記して、残す作業を続けているわけですが、こうした「思考のテキスト化」の作業は、ある意味で神経反射の要素を含んでいます。
思考は日々、頭の中に生まれ続けて、興味深い出来事、面白い話等々を、頭には思い浮かべ、「これブログのネタになる!」なんて考えているわけですが、
実際に書き出してみると、それがそんなにも上手くいかないことを、思い知らされるわけです。
パッと思い浮かぶことをメモし、訪問者の方に分かるように背景の説明から入り、本題で伝えたいことをしっかりと伝える文章構成。
脳に浮かぶものと、実際の動かす手の間をつなぐ、二次記憶装置のような謎の領域(絶対に脳内なんだけど)があり、その領域は使い慣れている時にしか、上手く使いこなすことができないような気がします。
ランニングとライティングは同じ
ランニングでも同じように、日頃使わない筋肉は衰え、使っている筋肉は超回復という仕組みを経由して、もっと使えるようになっていきます。
書く力も同じように、しかしそれはゆっくりと、衰えていくのを感じます。
そして、衰えを感じた時に諦めてしまえば衰えは大きくなり、いずれ回復できないレベルにまで達し、年老いていきます。
だから、人間は時々チャレンジをしたくなるのだと思う。
人によるけど。
駄作を世に送り出すことを是とする考えはないけど「駄作かどうかなんて書いてみなければ分からない」という前向きな思考だけは、持ち続けていたいと思う。